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複合機を導入する時の知恵袋


①業務用と家庭用の違い

    家庭用では現在、Broth○〇、EPS〇〇、Can〇〇などが発売していますが、

    家電量販店やインターネットなどで気軽に購入する事ができます。

    それに比べ、業務用複合機は各メーカー、販売店、事務機器業者などが販売をしております。

    最大の違いは値段と耐久性、保守形態にあります。

    業務用の機械は事業所や法人で使用される為、故障、トラブルがあった時、サービスマンが

    電話連絡などで、すぐ対応できるという利点が一番大きいです。

    その為、事業所では、業務用複合機が使用されております。

    また、機会代金は業務用の方が高額になりますが、印刷枚数が多い場合は家庭用も無理して

    使用するよりも、消耗品とあわせて計算すると業務用の方がコスト安になる場合もあります。


②複合機のコストについて

    複合機の選ぶ際、値段だけを検討材料にしてはいませんか?

    確かに機械代金、毎月のリース料金は安いほうがよいです。

    しかし、複合機は機械代金だけではありません。携帯電話に機械代金と

    通信料金があるように、複合機には機械代金以外にカウンタ保守料か

    トナー代金というものが、どの複合機メーカーにも存在します。

    保守(1)トナーキット保守

         トナー(粉の消耗品)、無くなったら、その都度注文(約8円/枚以上)

 

    保守(2)カウンタチャージ保守

         使用枚数により、別請求。ただし、トナーキットよりはるかに値引きをすること

         が多いです。

    

    表面上の値段だけで導入してしまうと思いがけない出費になることも

    あります。

    必ず、機械代金とカウンタ保守料金を併せて、月額コストを計算しましょう。

    機械代金(リース料金)+カウンタ保守料金(印刷枚数×印刷単価)=複合機コスト


③複合機のグレードについて

    車などにグレードがあるように、複合機メーカー全てにおいて、グレードが

    あります。複合機のグレードとは何か?簡単に言うと、印刷スピードです。

    毎分A4横が何枚印刷できるか?という印刷スピードによって、各複合機メーカー

    は機種を用意しています。

月間印刷枚数 500枚以下 500~3000枚 3000~5000枚 5000~10000枚 10000枚~
印刷速度 15~20枚 20~25枚 25枚~35枚 35枚~45枚 45枚~
機械種類 18枚機 25枚機 30枚機 35枚機 40枚機
定 価 100万円~ 130万円~ 160万円~ 180万円~ 200万円~ 

    自分が使用する機械の種類を決めるのには、ポイントが2つあります。

    1つは1ケ月に自分が何枚印刷するか、印刷ボリューム。

    もし、これから業務用を検討という方なら、一人、二人のSOHO的に使用するなら月間500枚以下

    ではないでしょうか?

    例えば  1日 20枚印刷(プリント、FAX受信、コピー印刷)だとすると

    20枚×25日=500枚/月間になります。

 

    また、機械のグレードには印刷スピードだけではなく、耐久性も含まれます。

    使用する機械の印刷スピードが、速くなくても、安い方がよいという人。印刷枚数が多いと、耐久性

    が追い付かず、複合機事態がもたないこともあります。

    逆に、それほど、印刷ボリュームが多くないのに、オーバースペックの機械を業者から購入して

    必要以上の費用を支払っていることもあります。


④複合機の保守契約はどこまで無料

    ①訪問修理が無料?

     機械に不具合が発生した場合。紙詰まりの多発。印刷に不具合。線が入る。黒づむ。印刷画像が

     悪いなどです。

     そのような時にメーカーのサービスマンが訪問修理を行います。

     その際の出張料金などは無料です。

    ②部品代金は?

     修理内容によっては、ギア、クラッチ、ユニット、基盤などを交換しなければいけない場合が

     あります。

     その際の部品代金も無料です。

     ③カウンタ保守?

     カウンタ保守の場合は消耗品のトナー代金も無料です。

     ただし、毎月の使用枚数に応じた、カウンタ費用が必要です。

     ただ、家庭用のインクジェットのインク代金やトナー代金よりは保守料込みでもはるかに

     格安になります。

     ④メーカー直接のフリーダイアル

     使用中、ちょっと困った、使用方法がわからない。

     そんな時には直通の電話窓口があります。

             ⑤保守契約以外のメンテナンス(有償修理)

     例)・お客様がご自身にて移動して、破損。

       ・水などを本体にこぼしてしまった。

       ・PCを増設して、設定を追加しに訪問してほしい。

    ⑥まとめ

     通常使用している場合のトラブルに関しては、無料だということです。


⑤複合機選びのまとめ

    ①販売業者

     販売だけ業者かアフターフォローをする業者か?

     機械を導入して使用するのは、お客様です。

     購入してから、使用する期間は長いものになります。その際によかったと思うか、失敗したと思うか

     は導入後のフォローによるものだと思います。

    

    ②まず、機種が自分の仕様用途に対してあっているか?印刷枚数、スピード、使用したい

     機能がついているか?

 

    ③機械総額がいくらか?

     月額金額×リース期間=支払総額

     月額料金が安くても、期間が長くしている業者もあります。一般的には機械は耐用年数にあわせて

     くみます。5~6年のリース期間が一般的。時々、7~8年のクレジットなどで販売している

     業者もあります。

     現実には、月額コストは安くみえますが、機械の耐久性を考えると、あまり好ましくありません。


リース契約と一括購入
リース契約のメリット
リース契約のデメリット


コピー機、輪転機、印刷機との違い

【 印刷機の特徴 】

輪転機はマスター(版)とインクを使用する印刷機になります。
主に同一原稿を大量に印刷(50枚以上)する機会の多い企業に導入されています

印刷機はその名の通り印刷に重きを置いた作りになっており、コストが安く

スピードが速いのが大きな特徴。

合わせて耐久性も高く100万枚以上のいんさつにも耐えられる。

反面、印刷以外は不向きなので、スキャナを使ったりFAXを送受信することはできない。

 

 【コピー機の特徴】

コピー機は感光体を使い、トナー(粉)で印刷します。
コピー単体だけの機能の印刷機はほとんどなく、
通常はプリンター・FAX・スキャナが付いた「複合機」と呼ばれる状態が主です。

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